キャッシングの金利の仕組み

「キャッシングの金利は高い!!」
このようなイメージを持たれる方も多いでしょう。

 

キャッシングはいわゆる「非目的型」ローンです。
借りたお金の使い道(資金使途)は利用者の自由に設定できます。

 

その分住宅ローンや教育ローンといった「目的型」ローンに比較すると、金利が高くなるのは否めない点でしょう。

 

ただしその自由度からキャッシングを利用したいと考える方が多いのも事実です。
しかも素早い借入、即日融資も可能な点を重視する方も多いでしょう。

 

それでも念密な返済計画を立案する観点からも金利の仕組みはよく理解しておくようにしましょう。

 

キャッシングの金利とは?

金融機関でお金を借りると「利息」を支払わなくてはいけません。
借りたお金に対する「手数料」の意味を含むのが「利息」であり、借りたお金に対してどれだけの割合で利息が発生するのかを計算するのかを示すものが「金利」です。

 

金利の表示方法には「年利」「月利」「日歩」などがあります。
それぞれ借りたお金に対し「1年間で何%」「1ヶ月で何%」「1日で何%」の利息が発生するのかを示しています。

 

このうちキャッシングでは「年利」が用いられるのが一般的です。

 

また現在のキャッシングでは「実質年利」を使用することが法律でも定められています。
実質年利とはローンを利用する場合の様々な費用負担を全て含んで計算するという意味です。

 

ローンを利用する場合には利息以外に「ローン手数料」「事務手数料」「保証料」などの費用が別途発生することもあります。

 

その点実質年利で計算されるキャッシングは、これらの費用負担を全て含んだものになっていますので、費用負担が分かりやすくなっています。

 

ただしキャッシング利用時の提携ATM手数料などは別途負担する必要がありますので注意しましょう。また「実質年利」ではなく単に「年利」とだけ表示されている金融機関にも注意が必要です。

 

一見低金利に見えても後から「手数料」「保証料」といった名目で負担を強いる危険性があります。違法に営業を行っている「闇金」の危険性もありますので騙されないようにしましょう。

 

金利・利息の計算方法

実質年利を用いた利息の計算は次のように行われます。

 

・利息=借りたお金×金利(実質年利)÷365日×借りた日数
例えば実質年利15.0%で30万円を借りて翌月(30日)で一括返済した場合の利息は次のようになります。

 

・30万円×15.0%÷365日×30日=3,698円
30万円を借りて翌月に一括返済する場合には、借りたお金30万円に合わせて利息3,698円を支払う必要があるということになります。

 

ただし30万円のお金を一括で返済するのが難しいというケースも多いでしょう。
「キャッシング」は基本的に一括返済を行うローンですが、最近では分割返済も可能になっています。

 

そこでこの30万円を毎月6万円ずつ元金均等で返済するケースを見てみましょう。

 

・1ヶ月目
借入残高は30万円なので、利息は30万円×15.0%÷365日×30日=3,698円。
これに返済する元金6万円を合わせて、63,698円を返済する。

 

・2ヶ月目
借入残高は24万円なので、利息は24万円×15.0%÷365日×30日=2,959円。
これに返済する元金6万円を合わせて、62,959円を返済する。

 

・3ヶ月目
借入残高は18万円なので、利息は18万円×15.0%÷365日×30日=2,219円。
これに返済する元金6万円を合わせて、62,219円を返済する。

 

・4ヶ月目
借入残高は12万円なので、利息は12万円×15.0%÷365日×30日=1,479円。
これに返済する元金6万円を合わせて、61,479円を返済する。

 

・5ヶ月目
借入残高は6万円なので、利息は6万円×15.0%÷365日×30日=740円。
これに返済する元金6万円を合わせて、60,740円を返済して完済。

 

このように毎月の返済時点での借入残高に応じた利息を計算して返済していくのがキャッシングの基本的な返済方法です。

 

ただしこのケースは「毎月元金均等6万円」という「返済方式」で計算された結果です。
同じ借入金額や金利であっても「返済方式」の違いで毎月の返済金額自体が異なることもありますので注意しましょう。

 

各社のホームページでは商品自体に設定された「返済方式」によるシュミレーションが利用できるツールが準備されています。

 

キャッシングの利用前には必ず確認して、念密な返済計画を立てるようにしましょう。